他業種のビジネスモデルを参考に戦略立案

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自分の事務所の経営戦略を考えるとき、他業種の成功事例は非常に参考になります。
同じ業界の成功事例は目に付きやすいですが、同じ業界で先行している成功モデルを中途半端に模倣してもうまくいくはずがありません。そこで、私は、よく他業種の成功事例をできるだけ多くインプットして参考にするようにしています。

「相続ビジネス」が参考にできる他業種のビジネスモデル

税理士法人チェスターは、相続専門の税理士事務所ですが、自らのポジショニングを、「税理士業」というよよりも、「相続関連ビジネス」というふうに捉えています。

そう考えると、「相続関連ビジネス」は、「顧客の非日常を日常的に行うビジネス」と捉えることができます。

近親者の相続は、一生のうちにそうそう経験するものではありません。いわば、我々のお客様にとって「非日常」の出来事です。そのことを強く意識して、ビジネスを考えなければいけません。

そういった意味で、類似の他業種としては、次のようなものが考えられます。

  • 冠婚葬祭業
  • 不動産業
  • 医療・美容整形
  • 弁護士業

等です。この中で、特にネット集客が成熟している業種は個人的には”美容整形”であると思っています。そのため、美容整形で有名な会社のWEB戦略はよく参考にしています。

他業種のビジネスモデルを学ぶための参考書籍を1冊ご紹介します。

▼ 参考書籍:「異業種に学ぶビジネスモデル」

「顧客の非日常を日常的に行うビジネス」

では、「顧客の非日常を日常的に行うビジネス」であるということが分かれば、それをどう経営戦略に生かせば良いのでしょうか。いくつか簡単にご紹介したいと思います。

・気持ちに寄り添う

我々にとっては、日業常務の「相続」です。ただ、クライアントにとっては、一生に一度かもしれない辛い経験です。
そのことをまず意識し、単に「税金の計算の事務作業」を行うのではなく、お客様の気持ちに寄り添って業務を行う必要があります。時には面談中、涙をされる方も少なくありません。そんな時に我々の態度で重要なのは、「共感」です。
「お辛いですね」と一声、思い出話を聞いてあげる、そういったことをどれだけしてあげられるかも、重要だと思っています。

・弱みに漬け込まない

この、非日常ビジネスは、昔から「情報の非対称性」が生まれやすく、費用や報酬はなかばぼったくりが常識になっていた業界が多かったようです。
ただ、インターネットがこれだけ普及した世の中です。顧客は自ら検索して、様々な情報を仕入れることができます。

・お坊さんへのお布施の相場は?する必要あるの?
・手術するときに医者に金一封は渡すべき?
・相続税の申告報酬は遺産総額の5%ってホント?

などなど、インターネットがない時代だと、こういったことは、書籍等で簡単に調べられるものではありませんでした。
ただ、今や、Googleで検索ワードを2語入力して検索するだけで簡単に情報を入手できます。

ですので、「嘘」はすぐに見破られます。

例えば相続税の申告報酬も、遺産総額の5%頂くのが、税理士業界の常識です。
あなたの遺産は1億円ですので、報酬は500万円です。…と。
これが昔であれば、「親から1億円も資産をもらったんだし、500万くらい必要経費か…」
ということで支払っていた人も少なくないと思います。

ただ、実際、遺産1億円の相続税申告業務における税理士報酬の適正額は、50万円前後です。

相続業務に関わる税理士報酬を正直にネット上に公開する!

このごくシンプルなことが、今、これからの時代は必要なことです。
旧来の会計事務所は、お客様の資産内容や顔色によって報酬額に差を設けたりしているところもあるようですので、そういったところは、この戦略(報酬をネットで明示する)ということは真似できないでしょう。

まとめ

他業種のビジネスモデルを参考に自分の自分の事務所の経営戦略を考えるということを書いてきました。
ただ、ビジネスモデルは時代の変化とともに変わってきています。ですので、時間軸の思考も忘れてはいけません。

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