
3か所目のオフィスに移転してから、勢いはさらに加速しました。
2011年3月に3か所目のオフィスに移転してから、次の4か所目に移転するのが2014年4月、その4か所目のオフィスが今現在の東京のオフィスとなります。さらに、2014年9月に大阪支店を開設、2015年10月にグループ会社の株式会社チェスターを設立、そして2016年4月に横浜支店を開設しています。
~目次~
第5章 ~税理士法人チェスター、大阪への進出~
大阪支店の代表は一般求人で
2014年9月に大阪支店を開設しました。大阪事務所の代表はどのように探したのですかとよく聞かれます。東京のメンバーの派遣ですかと言われますが、実は一般求人での採用です。
「税理士法人チェスターの大阪事務所を開設します!つきましては、支店長を募集します!」
と、採用活動をしていました。
ちなみに、我々の商売は人ありきですので、支店をいつ出す!と明確に決めていたわけではなく、良い人が見つかったら支店を作ろう!と決めていました。逆にいうと、良い人材が見つからなければ大阪支店開設はもう少し伸びていたと思います。
さて、実際、募集してみると、一般社員の求人とは異なり、さほど応募は集まりませんでした。それでも、数人の方と面接をさせていただき、最終的にはフィーリングでビビビときた人を採用しました。
それが、現大阪事務所代表の伊原という女性の税理士です。
以前からチェスターのファンで居てくれていて、いずれはチェスターで働きたいと思っていてくれていたようです。
当初はレンタルオフィスで2人からのスタート
ちなみに、大阪事務所代表といっても、当初は東京からの期間限定の派遣スタッフ1名と、その代表との2名体制、しかもレンタルオフィスでのスタートです。大阪での営業開拓はゼロからなので、応募する側からすると、不安だらけだったと思います。
ただ、そんな中、目をきらきらさせて希望に満ち溢れて「働きたいです!」と言ってくれた心意気にやられました。もちろん、うまくいく見込みがなかったわけではありませんが、そんなことは応募する側の人間からすると分らないですよね、それでも信じて飛び込んできてくれたことに感謝です。
業務拡大につき移転、20名弱収容の事務所に
ちなみに、大阪支店は、現在5名のメンバー、そして2016年6月に業務拡大により事務所移転を行います。20名弱が入れる事務所スペースとなります。また現状でも少数精鋭のメンバーのため、年間の相続税申告件数はすでに大阪だけで100件を超える勢いです。
第6章 ~グループに不動産会社を設立~
2015年10月、グループに不動産会社を設立します。株式会社チェスターです。
相続に関わるお仕事をしていますと、クライアントから不動産に関するお悩みを相談されることがよくあります。そういったお悩みにグループ内で直接対応できるようにするために設立をしました。
実はもっと前々からグループには不動産会社が必要だという認識はありましたが、なかなか適任の人材がみつからずにいました。現在も代表を務めてもらっている大山、取締役の阿部、両名ともまさに適任です。不動産会社の立ち上げや、相続不動産に関する実務を経験しており、即戦力でした。
内部に不動産会社を設立するまでは、外部の提携不動産会社に対応をお願いしていましたが、どうもうまくお客様のお悩み(ニーズ)に応えることができていませんでした。今になってその理由はよくわかります。
相続税申告を担当する税理士法人チェスターとのコミュニケーションの問題です。やはり、提携先の不動産会社の一営業マンとそんなに簡単に信頼関係を結べるはずがありません。
専門職の税理士からすると、大事な自分のお客様を紹介するのだから、信頼できる人でないと、、という意識はどうしても働きます。
内部に不動産会社があり、同じフロアで机を並べていつも一緒に仕事をしている環境、相談のしやすさ、また積極的に相談や情報共有ができる仕組みも整えています。
こうした成果もあり、この株式会社チェスターも現在は3名体制、結果的に売り上げも十分すぎるほどたっています。
第7章 ~2016年4月 横浜支店の開設~
2016年4月、税理士法人チェスターの横浜支店を開設しました。
横浜支店の代表を任せたのは、魚住という人物です。彼は、2014年にチェスターに入社。もともと会計士で監査法人で働いていましたが相続の税務をやってみたいということでやってきました。
税務の実務経験は、わずか2年ですが、もともとの自頭の良さと人一倍の努力の成果で、今や安心して業務を任せられる存在になっています。
ちなみに、どういう人物に支店長を任せたいか、私の考えとしては、もちろん実務能力もさることながら、それ以上に、「信頼できるかどうか」です。支店長は、少し距離の離れたところでいろいろな権限を与えて業務を任せることになります。そういう意味で彼を選出しました。
横浜支店は、東京からのメンバーを4名派遣し、現地採用の1名を加え5名でのスタートです。東京と横浜は近いこともあり、ある程度仕事の見込みはたっていたからです。
ただ、想像以上に仕事があふれており、すでに移転や増員を考えないといけない時期に来ています。